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奈良高校耐震化放置問題―保護者の陳情うけ、県議会委が閉会中審査へ

高まる世論に押され文教くらし委員会が閉会中審査

 

 奈良高校の耐震化がこれまで放置されている問題で、10月16日(火)に同校育友会が提出した「早期耐震整備を求める陳情」を受け、県議会文教くらし委員会の閉会中審査が23日(火)午後1時から行われることになりました。

 9月議会では6月議会に引き続き日本共産党県議団も代表質問・一般質問でこの問題を取り上げました。9月議会では安全対策を求める請願が提出されたものの賛成11反対31で否決され、10月9日(火)には保護者有志が「請願否決は看過できない結果」と同趣旨の要望書を提出していました。

 これらの動きに影響され、公明党県議団(18日)・自民党県議団(19日)が知事に安全対策の予算措置をそれぞれ要望するなど、9月議会の請願に背を向けた会派にも大きな変化が生まれています。

 

 

2010年から進んでいた耐震化が2015年に突然中止され放置された

 

 奈良高校の建物の多くが国の求める耐震強度(IS値0.7)に達しておらず、とりわけ体育館(同0.05)や普通特別教室棟=北棟(同0.17)や渡り廊下(同0.11)などは震度5の地震で倒壊するおそれがあります。

 この問題は2008年頃から問題になり、2010年には長期的な計画が立てられ順次耐震化がなされていました。コンクリート強度不足から工事が困難とされた校舎棟については2015年度に改築の設計がなされていました。

 一方で、県教育委員会は、現吉田教育長が就任した2014年から高校削減・再編の内部検討を開始。奈良市内の3校(平城・登美ヶ丘・西の京)の再編が検討されていましたが、2015年12月に突然「奈良高校の耐震化は中止、再編計画に伴い2022年に平城高校跡地へ移転」という案が決定されました。直後には知事にも報告され了承、一気に「平城高校廃止・跡地へ奈良高校を移転」という計画が加速したのです。

 

 

奈良高校建てかえ費用を浮かせるために、耐震完了の平城高校がターゲットに?

 

 この時期に一体何があったのか?―調査を進める中で、平城高校の耐震化が2015年10月に完了し、その後「奈良高校改築なら42億円、平城高校跡地に移転なら3億円」と試算されていたことがわかりました。知事は9月25日の私の一般質問への答弁で、この頃から定期的に県教委から報告を受けていたことを認めました。奈良高校改築費用を浮かせるために、1学年10学級(当時)の奈良高校が収まる規模の平城高校が廃校のターゲットになったと言えます。

 

 県教育委員会の責任を厳しく問うとともに、早急な奈良高校の安全確保(仮設校舎建設)と現地建てかえを求めて参りたいと思います。

カテゴリ:議会論戦 | 22:21 | comments(0) | - | - | - |
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