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奈良県の高校再編成―「他県に例ない」と文部科学省担当者

 

 7月25日(水)、平城高校関係者の方々と上京し、県がすすめる高校再編計画をめぐる問題について文部科学省へ申し入れを行いました。宮本岳志衆院議員が同席しました。


 私たちは同計画について「計画発表から10日後に議会に提案し、25日後に議決してしまう拙速」「利便性も良く人気のある平城高校を廃校にし、その跡地に耐震化の課題を持つ奈良高校を移転させそのまま使用する前代未聞の手法」「計画見直しを求める署名がわずか2週間で2万筆も寄せられた」と指摘。

 同様の事例が他県にあるのか問い合わせるとともに、国による公立高校耐震化の実施状況や統廃合基準の全国的な状況を問い合わせました。

 

 文部科学省の担当者は「統廃合は難しい課題であり、1年から2年かけて関係者の意見を集約し慎重に進めても『不承不承』認められるケースが多い」と述べ、奈良県の計画について「他に例がない」「改めて問い合わせる」としました。また、全国で約半数の県が高校統廃合の基準を定めているものの、奈良県を含む半数は定めていないことを明らかにしました。奈良高校の耐震化が今後3年間放置される問題については「国の助成のあり方も多様化しているので相談に応じる」「一刻も早く何らかの措置をとり安全確保をするべき」としました。

 
 平城高校関係者は「関係者を置き去りにする県の強引な姿勢に生徒や関係者は悲しい思いをしている。何としても改めさせたい。」と思いを強く語りました。

カテゴリ:- | 23:55 | comments(1) | - | - | - |
コメント
正しい行動に感謝しています。
高校再編は見直すべき大きな問題。
議会の刷新、教育委員会の刷新、必要と
強く思います。
私だけの意見だけでなく、多くの地域住民の意見です。
| 平城OB | 2018/07/28 10:36 PM |
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