現在の閲覧者数:
<< 5月1日、新総合医療センターが奈良市七条に移転開院 | main | 今週の早朝街頭演説予定 >>
当初目的から逸脱しつつある官制イベント「大立山まつり」―継続か否か検証を

 

 観光客が少なくなる2月上旬に平城宮跡で実施する「集客イベント」として、突如2016年に「発祥」した大立山まつり。外国人観光客に人気のあるねぶた祭を模した「大立山」を巡行させることを目玉に、各市町村の協力を得ておこなうご当地グルメ「あったかもんグランプリ」や、各地の祭りを紹介するイベントとして今年で3回目を迎えました。

 

 しかし、県が100%出資する官制イベントに、様々な批判の声が寄せられています。当初2億円の公費を投入し2回目以降も8000万円の経費をかけている点への「費用対効果」の問題、会場が暗くて寒く動員された県職員や市町村関係者の健康管理の問題、「日本中の神様が集まる大極殿にお祈りしましょう」と呼びかける史実に基づかない神事をめぐる問題などです。

知事は議会で「百年続けば伝統になる」と述べるなど強気の姿勢を見せていましたが、批判を受け今年から期間を3日間に縮小。日程も「閑散期に集客を狙う」という目的を大きく変更し、集客力のある若草山焼きに合わせることになり、もはや公費を投入する理由が成り立たなくなっている状況です。

 

 今年は初日に大きく冷え込み、オープニングの和太鼓演奏を担当した高校生が低体温症で救急搬送される事態も発生し、イベントの継続に疑問の声も上がっています。本来、祭りは人々の暮らしや習慣の中から発生し内発的動機によって発展するものであり、各地で取り組まれている官制イベントも職員の負担などを考慮し縮小・廃止の流れが強まっています。奈良県の伝統的なお
祭りを支援するというのなら、イベントのあり方を大きく見直すべきです。

 

参加者数  経費 備考
第3回・2018年 24,452人 8000万円 3日間に縮小。日程を若草山焼きに合わせる。

第2回・2017年

26,363人

8000万円 5日間。カウントを正確にした。
第1回・2016年 51,000人 2億円 5日間。水増しカウントが指摘される。

 

 

 

 

 

 

カテゴリ:政策と主張 | 08:39 | comments(0) | - | - | - |
コメント
コメントする