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奈良県が新年度予算案を発表

 

 奈良県が2018年度予算案を発表しました。前年度予算から288億円(6.0%)増え、5066億5100万円の規模です。

 

 

大型プロジェクトが財政を圧迫

 

 歳入では、県税収入は前年から79億円増え1224億円。地方消費税精算額は55億円増え450億円。県債発行残高は15億円増え559億円となっています。

 歳出では、ホテル誘致や県庁隣の「登大路ターミナル」など奈良公園の開発関連に26億円。県営プール・奈良警察署跡地へのホテル誘致の土台となるコンベンション施設など拠点整備(総額220億円)に50億円。京奈和自動車道インター整備、平城宮跡歴史公園整備、国際芸術家村構想、中町駐車場跡地への道の駅整備など、超大型プロジェクトが目白押しです。これら投資的経費が前年度比21.6%増の750億9300万円と大幅に財政を圧迫しています。

 

 

県民の願いにこたえた政策は

 

 窓口負担のない完全無料化が求められている子どもの医療費助成については、国がペナルティ措置を一部解除したことに伴い、来年2019年の8月から就学前まで無料化(1診療科目あたり500円の一部負担金あり)が実現します。これは障害者医療、1人親世帯の医療費助成も同様に、窓口負担なし(一部負担金あり)が実現します。また、新規で病児保育施設整備(奈良市、香芝市で新設)が行われ、子ども食堂への支援が拡充されます。私学高校生への授業料助成は、県議会で請願が採択されたことにより拡充されます。

 しかし一方で、大学生向けの給付型奨学金は従来通り医学生に限られ、新たな施策はありません。また、県単位化される国民健康保険の保険料負担軽減策など県独自の施策も実施されません。農業支援は新規参入への支援が中心で1000万円が計上されましたが、甚大な被害を受けた台風21号災害復興では、農業機械や農作物への被害支援の具体化がなされませんでした。このほか、高齢者の運転免許講習手数料の引き上げや、県税事務所に新たな徴収員を配置して徴税強化を行うなどが予定されています。

 

 県民の願いに寄り添った県政運営となるよう、引き続き声を上げて参ります。

 

 

 

カテゴリ:政策と主張 | 21:54 | comments(0) | - | - | - |
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