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近鉄東山駅にエレベーターが実現−「2018年度中」に前倒し

 ↑駅前のポスター

 

 ↑雨の日も猛暑の日も、毎月取り組まれた署名行動

 

 ↑最初の署名提出は2016年1月でした。

 

 

 近鉄東山駅にエレベーター設置(2017年度設計、2018年度設置)が決まりました。皆さんとともに、喜び合いたいと思います。


 東山駅は近大附属奈良病院の最寄り駅ですが、近鉄生駒線の中で最も段数が多い48段の階段構造です。途中2箇所に踊り場がありますが、急勾配のために利用者は一段一段手すりにしがみついて上り下りしている状況でした。「上り」のエスカレーターが設置されており、駅員に要請すれば「下り」運転に切りかえてくれますが、駅員は一名しかおらず実際には要請しにくい状況でした。
 

 

「求める会」の皆さんによる粘り強い署名運動
 

 2015年11月「東山駅にエレベーター設置を求める会」の発足から1年3ヵ月。住宅街や駅頭で取り組まれた署名は、冷たい雨の日も猛暑日も粘り強く展開され、7000筆をこえました。「求める会」による近鉄への申し入れは3度にわたりました。また、「求める会」は奈良県、生駒市、平群町への要望書提出、近大附属奈良病院や近隣自治会への署名協力依頼など、できる限りの方法・手段で早期実現を目指し、地道な活動を展開されてきました。こうした努力が実ったものです。

 


エスカレーターは存続を
 

 私と植田いずみ平群町議は、「求める会」のみなさんの運動に連帯し、県議会、町議会でたびたび取り上げてきました。2015年12月定例県議会では「ぜひ近鉄にともに働きかけていただいて、実現に向けて努力しようではありませんか」との知事答弁がありました。

 近鉄側は当初、エレベーター設置に伴いエスカレーターを撤去するという計画を示していましたが「求める会」は懇談を重ね「利便性の観点から残してほしい」と繰り返し要望してきました。近鉄によると、現在、エスカレーターは残す方向で検討・調整中とのことです。

 今後とも、生駒郡各地域の鉄道駅バリアフリー化に取り組んでいきたいと思います。

 

 

 

カテゴリ:平群町 | 16:08 | comments(0) | - | - | - |
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