現在の閲覧者数:
<< 今週の早朝宣伝予定(8月22日〜26日) | main | 今週の早朝宣伝予定(8月29日〜9月2日) >>
保存活用が決まった奈良少年刑務所施設を見学−歴史展示などの役割を

 

 奈良市般若寺町にある奈良少年刑務所は、1908年(明治41年)に監獄の近代化をめざして建設された明治五大監獄(千葉、金沢、奈良、長崎、鹿児島)のうち、現存する唯一のものです。

 戦前は、戦争に反対した人々が「治安維持法違反」の政治犯として収容された施設でもあり、8月24日、治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟の青年交流会「闘いと抵抗の歴史に学ぶ青年交流集会」の研修の一環で、同施設を見学致しました。


 同建造物は洋風の重厚な造りが特徴で、使用されたレンガはすべて当時の受刑者が木津川のほとりのレンガ工場で焼いた「手作りレンガ」であり、丸屋根やと放射線状に整備された構造などが特徴的です。

 ところが、施設の老朽化がすすんでおり、更正施設としての使用に限界があることなどを理由に、少年刑務所としては今年度をもって廃止され、更正事業は全国の施設に分散されることになりました。しかし、洋風建造物としての値打ちや、同施設がたどってきた歴史的役割などから、建造物を文化遺産として保存する運動が地域住民の中に広がっています。

 日本共産党は6月定例県議会で、同施設の文化財登録と保存を求める意見書を提案。全会一致で採択され、法務省はこのほど、同建造物の一部を民間に委託して活用する方針を発表しました。

 活用のあり方は今後の検討の中で具体化されますが、同施設がたどってきた歴史的経緯を知らせる資料館的な役割が求められます。

 

カテゴリ:政策と主張 | 08:39 | comments(0) | - | - | - |
コメント
コメントする