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近鉄東山駅にエレベーターを〜署名運動はじまる

 ↑東山駅の急な階段。

 近鉄東山駅は、近畿大学附属奈良病院の最寄り駅ですが、生駒線の中でもっとも多い48段の階段構造です。途中2カ所の踊り場があるものの、急勾配のため利用者は一段一段手すりにしがみついて降りている状況です。「昇り」のエスカレーターが設置されており、駅員さんにお願いすれば他の乗降客がいなくなった時に「下り」運転に切り替えてくれますが、駅員は1名しかおらず実際にはなかなかお願いできません。
 このほど、「東山駅にエレベーター設置を求める会」が発足し、署名運動がはじまっています。私もこの運動の成功に、力を尽くしたいと思います。
 
 同様に、近鉄竜田川駅は、平群町の保健福祉施設「プリズムへぐり」と、今春開園した「ゆめさとこども園」の最寄り駅ですが、約3年前に駅員無配置化されたうえスロープが設置されていません。ベビーカーと幼い子どもを抱えて階段を上り下りするお母さん方の姿を何度もお見かけし胸が痛みます。

 このように奈良県内では、鉄道駅のバリアフリー化が遅れている上に、駅員の無配置化がどんどん進められている状況です。


 2000年に、通称「交通バリアフリー法」が施行され、2010年度末までに1日5000人以上の利用者がある駅で段差解消をすることを目標に整備が進められてきました。エレベター設置などで段差が解消された対象駅は9割程度まで前進したことから、2011年3月、国土交通省は「移動等円滑化の促進に関する基本方針」を改正し、今度は1日3000人以上利用の鉄道駅にも対象を広げ、2020年度までにバリアフリー化を進めようとしています。東山駅も対象となったわけです。

 県内には東山駅を含め、近鉄とJRあわせて乗降客3000人以上の駅が64駅ありますが、バリアフリー化が進んでいない駅は20駅残されており、今後の取り組みが課題です。また、3000人に達しない竜田川駅のように、駅員が無配置化されたことが新たな「バリア」となり、安全面で非常に不安の声が強まっている駅がいくつもあります。

 全国に目を向けると、自治体が鉄道会社と委託契約を結んで駅員を配置するなど、安全対策に取り組んでいるところもあります。県の取り組みを求めて参りたいと思います。
カテゴリ:まちかどの声 | 20:55 | comments(0) | - | - | - |
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