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今必要なボランティアは?「現状を見に来てほしい」【3日目】超党派「脱原発議連」が調査
 3日目は、二本松市の郭内運動公園(二本松城跡の公園)にある仮設住宅を訪ねました。

 被災から3ヶ月たった2011年6月に設置され、100世帯が入居されています。当初は顔も名前も知らない人たちだったのですが、自治会を立ち上げ、お互いに支え合って暮らしておられます。

 「被災後、お寺、公民館、知り合いの家、小学校・中学校・高校の体育館など、9回も転々とした。連れ合いは精神を病んでしまい、私も1ヶ月以上眠れない日々が続いた。」

 「避難した場所によって、救援物資の状況は様々だった。賞味期限切れのパンやおにぎりばかり食べていた。まともな食事が出来たのは被災してから3週間もあとのことだった。」

 「当然、家族はバラバラ。仕事がないし、放射能も高いので、若い世代は東京や埼玉へ避難している。」

 「仮設住宅は狭く、仏壇もおけない。子どもたちが帰ってきてもホテルに泊まるしかない。」

 「壁が薄く(手で触ると相当熱い)、冷暖房はつけっぱなしでも効かない。移動手段もなく、生活費がかさむ。東電から精神的慰謝料として10万円支給されているが、生活費はみてもらえない。浪江町は1万4千人が、保障の上積みを求めて集団訴訟を行うが、全国からも応援してほしい。」

 切実な話が次々と出されました。

 「いま必要なボランティアは、何ですか?」という我々の問いには、

 「とにかく浪江町の現状を見てほしい。そして、原発について考えてほしい。広島・長崎の原爆は、戦争中の出来事なので、みんな生きるのに必死で考える余裕がなかったと思うが、今は考えられる時代だと思う。原発再稼働がどんな結果を招くのか、ぜひ浪江町をみて考えてほしい。」

 と話しておられました。

 原発災害のこの現状を、多くの人に伝えなければなりません。




 ↑「原発災害は2度と繰り返さないで」と、切実な思いが語られた懇談会


 ↑訪問された方の写真や絵手紙が随所に


 ↑仮設住宅は壁が薄く、たいへ暑い。プライベートも確保できず、健康を害する方も続出とのこと。


 ↑大漁旗をかかげた手作りの集会所。憩いの場として利用されています。
カテゴリ:震災救援2011 | 08:09 | comments(0) | - | - | - |
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