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放射能災害をこの目で【1日目】 超党派「脱原発議連」が現地調査

 東日本大震災と福島第一原発事故から2年半。原発と人類は共存出来ないことが明らかになり、放射能災害が復興を大きく遅らせてます。

 私も参加する奈良県議会「脱原発議員連盟」は、放射能災害の実態をリアルにつかみ県民に広く伝えようと、8月19日〜21日までの3日間、福島県を訪れました。

 山本進章会長(奈良維新の会)、和田惠治副会長(なら元気クラブ)、阪口保幹事長(無所属)、幹事の宮本次郎(日本共産党)と、今井光子議員(日本共産党)、山村幸穂議員(日本共産党)の6名が参加しました。視察、聞き取りの受け入れにあたっては、奈良県議会事務局、福島県議会事務局をはじめ、日本共産党福島県議団、浪江町の馬場績町議がたいへんご尽力して下さりました。心から感謝申し上げます。


 脱原発議員連盟は1年前、14名の議員で発足しました。その後、1名が奈良市長選挙立候補のために転出し、現在、日本共産党5名を含め、奈良維新の会2名、自民党改革1名、なら元気クラブ4名、無所属1名の13名で活動しています。

 初日は福島県庁を訪れ、福島県議団と懇談しました。参加されたのは日本共産党福島県議団の5名だけでしたが、それぞれの選挙区ごとに放射能災害の実態や県民要求も異なっており、充実した懇談となりました。

 「原発さえなければ、が県民共通の思い」
 「事故翌日に緊急避難となり、がれきに埋もれ助けを求める声に『また来っがらな』とこたえたのに、助けにいけなかった」
 「避難のバスの車中で命を落とした人、『お墓に帰ります』と墓地で自殺した人、焼身自殺した方もおられる。『原発事故で死者はいない』という高市氏の発言は絶対に許せない」
 「家族はバラバラ。避難所、仮設での暮らしは困難を極めている。県民全員が被害者。」
 など、2年半の活動を振り返りながらの懇談となりました。

 圧倒的な県民の声が、脱原発のうねりをつくっていることを実感しました。新日本婦人の会が請願した「福島第1第2の全10基廃炉を求める請願」は、事故直後の6月議会では否決されたものの、県議選直前の9月議会で全会一致で採択されましたが、その時のエピソードは非常にわかりやすいものです。9月議会ではいったん委員会で否決されたそうですが、有力な自民党議員が「これでいいのか!来月の県議選がたたかえるのか!」と請願採択をよびかけ、本会議では一転、採択されたそうです。


 その後、県生活環境部避難者支援課から、避難者の現状と課題についてお聞きしました。避難者15万人のうち今だに仮設住宅に入れていない方が107人おられること、仮設住宅の供与を4年間に延長したが復興住宅建設の目途がまったくたっていないこと、心のケアや孤立死予防が大きな課題であることなど、放射能災害により、まったく復興が進んでいない様子がよくわかりました。

 また、同じ生活環境部原子力安全対策課から、福島第一原発の現状と廃炉に向けたとりくみについてお聞きしました。汚染水漏れの事実が示すように、収束どころかどんどん状況は悪化しており、政府と東京電力は県に対し情報をまったく示さず、いつも当事者抜きの決定が押しつけられます。県として「廃炉に関する安全確保県民会議」を今月に立ち上げるなど、東電と政府に対抗できる力を持つための取り組みが紹介されました。
 



 ↑議員連盟を代表してあいさつをする山本進章会長(奈良維新の会)


 ↑歓迎の挨拶をする福島県議団代表の神山悦子議員(日本共産党) 
カテゴリ:震災救援2011 | 20:19 | comments(0) | - | - | - |
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