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奈良県政を考える県民集会―活発な討論が交わされる

 

 県立高校削減問題を考える会は9月14日(土)、「子どもたちの教育環境・学校生活を破壊する奈良県政を考える県民集会」を開催し、中高生の保護者や地域住民など56人の方が参加されました。

 

 

運動や裁判の経過、教育予算削減と開発優先県政の問題を報告

 同会事務局の深澤司氏(奈良革新懇事務局長)が主催者を代表して挨拶し「今回の高校削減・耐震化放置問題は平城高校・奈良高校だけのものではない。粘り強く県民運動に発展させよう」と訴えました。私(日本共産党前県議)からは、昨年の再編計画発表以降の議会内外の動きや関係者による裁判の経過などを紹介。文科省が推進する「政府・財界の求めに応じた人財づくり」を先取りする奈良県の教育行政の歪みを告発するとともに、「奈良公園バスターミナル」「奈良歴史芸術文化村」など教育予算削減と一体に進められている開発優先県政の実態や、知事トップダウンで進められる特異な県政の実情を報告し、「国政・県政の歪みとたたかって、豊かな高校教育を実現しましょう」と訴えました。

 

 

中高生や卒業生の悲痛な声が次々と・・・

 平城高校生徒の保護者は、1年間の署名運動や陳情活動を振り返り「先日の文化祭でも改めて素晴らしい学校と実感した。最後まであきらめない」と語気を強めました。

 奈良高校生徒の保護者は、「仮設校舎付近の水はけが悪く雨天時は池のようになりベンチを置き橋のように使用している」「設置予定の木製仮設体育館は現体育館の3割程度の面積しかなく活動が保障できない」など、悲痛な実情を訴えました。

 会場からは「新設される高校の説明会に行ったが、どんな学校かまったく理解できず、受験校を未だに決められない」(中学3年生の保護者)、「母校が亡くなることは本当に寂しい。県政に厳しい目を向けていきたい」(登美ケ丘高校出身の大学生)、「地域住民も一緒に平城高校を育ててきた自負がある。学校がなくなることは子どもたちの人生の歴史を奪うこと」(平城地域の住民)、「今回の再編は、奈良市の普通課定員が34%に減るなど極度の地域格差を生む。9月県議会に請願を4本提出する」(平城高校校友会の鳥見浩憲代表)、などの発言がありました。

 

 

諦めたら終わり―県政を変え高校教育の充実を

 集会の最後に同会の吉本憲司事務局長(奈教組委員長)が「運動は諦めてしまえば負け。これからも多くの運動を提起していきたい」と話しました。県政のありかたと深く関わる今回の問題。さらに大きな県民運動に発展できるよう頑張る決意です。

カテゴリ:青年の未来を切り開こう! | 09:16 | comments(0) | - | - | - |
高校教育と奈良県政を考えるシンポジウムのご案内

 

 昨年年6月に公表された「県立高校10校を削減し7校を新設」という衝撃的な高校削減問題は、その後、奈良高校をはじめとする県有施設耐震化放置問題に発展し、県政を揺るがす大問題となりました。また、新設される7校【国際・県大附属・奈良南・宇陀・商工・商業・高円芸術】と学科・コース変更される3校【十津川・香芝・奈良北】のカリキュラムに対する県民合意がなされていない問題や、廃止される10校【平城・登美ケ丘・西の京・大淀・吉野・榛生昇陽・大宇陀・奈良朱雀・奈良情報商業・高円】の在校生や卒業生への心理的負担問題など、様々な影響が全県的に及んでいます。今後の進路指導にも大きな混乱がおこっており、中学校教師や小中学生の児童生徒をもつ保護者からは「進路選択肢がどんどん減っていく」と不安の声が広がっています。

 

 高校削減問題を考える会は9月14日(土)13:30から県教育会館で「奈良県政を考える県民集会」と題するシンポジウムを開催します。この1年間の経過を報告するとともに、奈良県の高校教育のあり方について考え合いましょう。

 

カテゴリ:青年の未来を切り開こう! | 16:17 | comments(0) | - | - | - |
高校生議会―若い世代の政治参加のヒントは!?

 

18・19歳の投票率31%、若い世代「低投票率」の背景は?
 総務省は7月の参院選の18歳と19歳の投票率を公表しました。18歳は34.7%、19歳は28.1%(18歳19歳の合計平均は31.3%)となり、全世代の投票率48.8%、前回(2016年参院選)の18・19歳投票率46.8%を大きく下回りました。「18歳選挙権」が導入されてから3回の国政選挙が行われましたが、回を重ねるごとに投票率が下がっています(別表)。
 そんな中、8月19日、県議会で高校生議会が開催されました。若い世代の政治参加を目的に、県内から5〜7校30名前後の高校生が参加し、生徒が関心のあるテーマで質問し知事や教育長が答弁する企画です。今年で8回目となり、私も毎回傍聴しています。

 

 

「質問調整」と「知事の持論展開」が高校生の自由な討論を奪う

 高校生ならではのフレッシュな観点からの質問で感心することもありますが、事前に県当局と学校側で「調整」が行われるためか、質問テーマが「観光振興」「過疎対策」など当局側の意向に沿うものに偏っていたり、生徒が本当に主張したいことが反映されないと感じる場面が多くあります。また、知事が持論を展開するため、答弁時間が長くなったり質問趣旨から離れるなどの問題が指摘されています。生徒側は再質問も可能ですが、時間を気にするためか、実際に再質問した高校生は8年間でたった1名しかありません。

 

学校内で「署名活動禁止」「政治の話はタブー」―高校生に心寄せた情報提供を
 議会終了後、議員との懇談タイムがあります。「選挙権を得たら投票に行きますか?」の問いに、生徒たちは「誰を選んだらよいかわからない、間違えたらいけないし選挙にはいかないと思う」と答えました。「友達と政治の話はしますか?」の問いには「学校の中では署名などの活動は禁止されており、政治の話はタブーになっている」と話します。しかし、懇談の最後には「初めて政治家の人と話し、奈良県や自分たちのことを考えてくれていることがわかってよかった」「選挙権がもらえたら、自分から政党や政策について調べたい」と答えるなど、変化が見られました。

 

若い世代に心を寄せ、政治的自覚を高める活動の保障を

 改めて、大人世代が若い世代の思いに心を寄せ話を十分に聞くとともに、政治や政党の情報を積極的に提供することが大切だと感じました。また、子どもの権利条約で保障されている意見表明権を尊重し、政治的自覚を高める生徒自治の活動なども保障されなければなりません。

カテゴリ:青年の未来を切り開こう! | 23:25 | comments(0) | - | - | - |
奈良高校生徒保護者の安全確保もとめる訴え、却下される

 

 県立奈良高校の校舎が国の耐震基準を大きく下回っている問題で、今年1月、同校生徒の保護者らが一部校舎の使用停止を求めた仮処分申請を奈良地裁に申し立てていましたが、4月22日、奈良地裁はこれを却下しました。
 

 決定文は、奈良市周辺における今後30年間の大規模地震発生の可能性は0.1%〜3%程度であり「(校舎)保全の必要性があるとはいえない」としました。また、現在奈良高校の1・2年生が使用している旧城内校舎の耐震調査について「県や県教育委員会の裁量に委ねざるをえない」としました。
 

 原告・弁護団は決定内容について不服としており、県教育委員会が夏までにおこなう応急工事の結果も踏まえ、今後の対応を協議するとしています。
 

カテゴリ:青年の未来を切り開こう! | 23:26 | comments(0) | - | - | - |
「理不尽な高校削減見直して」党派をこえ寄せられた1万4千筆―文部科学大臣に提出

  →長年文部科学委員会に関わっている宮本岳志衆院議員にご苦労をおかけし、取り付けていただきました。

 

 ↑署名提出に臨む「県立高校の発展を願う会」(代表:鳥見浩憲氏)のみなさん。

 

 

1万4千筆の署名提出―初等中等教育局長らが対応

 

 県立高校の耐震化が放置されていた問題で2月7日(木)、「県立高校の発展を願う会」の皆さんが中心となって取り組まれた高校再編計画の見直しなどを求める1万4千筆の署名を文部科学大臣に提出。宮本岳志衆院議員に取りつけていただき、永山賀久初等中等教育局長、平井明成文教施設企画防災部長と面談。要望をお伝えしました。

 申し入れには同会の鳥見浩憲代表、奈良高校OBの三橋和史奈良市議(無所属)らと共に参加。耐震化と高校削減をリンクさせた問題や、計画発表からわずか1ヵ月で強行した問題などを伝えると、局長は「真摯に受け止める」とし、県教育委員会に問い合わせるとしました。

 

 

保護者が校舎使用停止を申し立て

 

 この問題では、県立奈良高校の保護者らが危険な校舎の使用停止や移転先の旧城内高校の耐震調査を求め奈良地裁に申し立てるなど、司法の場でも争われています。2月中に第2回審尋が開かれる予定となっており、県の対応が注目されています。

 学校生活の安全を願う子どもたちの思いと、わが子の健全な成長を願う保護者の思いを、行政は受け止めるべきです。

カテゴリ:青年の未来を切り開こう! | 17:03 | comments(0) | - | - | - |
奈良高校保護者が使用停止など仮処分を申し立て

 県立奈良高校の校舎の耐震強度が不足している問題で、生徒の一部保護者が県に対し、校舎の使用停止などを求める仮処分を奈良地裁に申し立てました。危険な校舎に子どもを通わせることへの保護者の不安は大きく、司法の場でも問われる事態です。
  県教育委員会は、IS値0.3未満の建物については1月から使用停止とし、奈良高校内にプレハブ校舎を建てることになりましたが、0.3〜0.7の建物についてはしばらく使用することにしており批判が集中しています。また、プレハブ完成までの間、奈良高校の新1・2年生は旧城内高校校舎に避難することになりましたが、城内高校校舎もIS値0.34と低いことから、これらの校舎の使用停止を求めています。

 

カテゴリ:青年の未来を切り開こう! | 00:17 | comments(0) | - | - | - |
22日(金)の代表質問テープおこし、高校再編成に関する部分のみ抜粋

 22日(金)に私が行った代表質問のうち、高校問題の抜粋です。高校再編問題で知事は答弁しないので、エアコン問題に絡めて「奈良高校の耐震化が遅れてた責任」について知事答弁を引き出しました。奈良高校の耐震問題はずっと以前から取り上げてきましたが、本会議で知事の答弁を引き出せたのは初めてです。

 

 


宮本次郎議員  エアコン設置はばらつきがあるというよりも、全体が遅れているという問題ですので、これには県の旗を振っていただきたいなと思います。

 同時に県立高校は耐震化が遅れてきた問題があると思います。耐震化を優先するあまり、エアコン設置などが後回しになってきたという話ですが、特に、奈良高校の耐震化が遅れているという問題があると思いますが、この点は知事、どうお考えかお聞きしたいと思います。

 

荒井正吾知事答弁  県立高校の内容については教育長の推進ですけれども、奈良高校はご存知のように古くなっておりますので、古くなっているのをどうするかという課題のなかで、今度は移設して、新しい校舎にうつるという判断を教育長がされたように思います。妥当、適切な判断だと思いますが、県はそのような教育長の判断に従って予算をつけるという役目があるように思います。教育の内容及び再編自体については私は権限がございませんので、言うことはないんですけれども、教育長の判断は個人的な見解としては適切なように思っておりますので、予算を十分、つけるのが県知事の役割であり、議会にお願いすることであろうかと思っております。

まもなく、その耐震化についても一挙によくなるものと思っております。

 

宮本次郎議員  耐震化を一挙とおっしゃいますけど、3年後になっちゃいますよね。奈良高校の保護者からも、大阪の北部地震いらい、怖くて怖くてしかたがないという声をいただいています。これ筋から言いますと奈良高校の耐震化はしっかり予算をつけて、別のところに新しい校舎を建てるか現地で建て替えるかとの判断がいったと思老いますが、それをしてこなかった。

 例えば三郷町は三郷中学は非常に建て替えが困難なんですが、奈良学園大学のグラウンドを借りて、2年間、仮設校舎を建てて、その間に一気に建て替えるという英断をしたんです。奈良高校でその決断ができなかったのは何故なんですか。

 

荒井正吾知事答弁  事情が違うと思います。三郷町の仮設は、ちょっと今すぐには思い出せないけど、問題があるように、仮設に移って地元で何か議論があるように聞きました。良い例のように紹介されましたが、良い例なのかな。三郷町の議会でもちょっと問題があるように聞き及んでおりますので、あそこがあったから、奈良高校というのは、いつもながら突拍子もない飛んだご見解のように思います。

 

宮本次郎議員  私は奈良高校の耐震化を遅らせてきたことが、今回の再編成問題のいろんな齟齬を惹起しているというふうに思いますので、そのことを指摘しておきたいと思います。

 

 

 

県立高校再編成を巡る問題について

 

  宮本次郎議員  次に、県立高校の再編成を巡る問題について、教育長にお伺いします。

 県教育委員会は6月8日(金)に、具体的な学校名を示した高等学校再編成の実施計画案を示し、今議会での議決を求めています。その内容を一覧にしました【パネル後ゼ┐后曄

 なくなる学校は3校。平城高校は跡地を奈良高校が使用。吉野高校と大淀高校が統合され「(仮称)奈良南高校」に、大宇陀高校と榛生昇陽高校が統合され「(仮称)宇陀高校」に、五條高校の定時制が廃止。情報学科・コースを、奈良北高校、「(仮称)宇陀高校」、「(仮称)奈良南高校」の3校に設置。

 学校名が変わるのが5校。平城、登美ヶ丘、西の京の3校は「(仮称)国際高校」と「(仮称)県立大学附属高校」の2校に、高円高校は「(仮称)芸術高校」に、奈良情報商業高校は「(仮称)商業高校」に、奈良朱雀高校は「(仮称)奈良商工高校」になり、それぞれの学校の学習内容や育成すべき人物像がわかる校名に変更するというものです。

 計画発表直後から県民の中で大きく批判の声が上がっています。学校名を考え直してほしいという運動や、高校の存続を求める署名活動が展開されています。

 第一に、県民の声に耳を傾けない姿勢への反発です。今年3月に、学校名を伏せたまま意見公募(パブリックコメント)が実施されましたが、92通もの意見が寄せられ、その多くが反対意見でした。しかし今回、学校名を公表したあとは意見公募を行わず、今議会に計画の議決を求め、早ければ9月の定例県議会に条例改正をはかるというのです。これはあまりにも、県民不在のやり方ではありませんか。今回の実施計画案について、再度、意見公募をしないのですか。

 第二に、県民感情を逆なでする手法への反発です。奈良高校の耐震化は切実な課題ですが、今回の再編成とは異次元の課題です。それを、平城高校の跡地にそっくり奈良高校が入って使用するという手法は、「奈良高校による平城高校『乗っ取り』のような手法」との声が上がり、平城高校関係者はもちろん、奈良高校関係者からも批判の声が上がっています。このような手法をとったのはなぜですか。

 第三に、教育内容の改編と合わせて学校名を変更することで、これまで親しまれてきた校名が奪われる事への反発です。とりわけ「(仮称)国際高校」となる登美ヶ丘高校、「(仮称)県立大学附属高校」となる西の京高校、「(仮称)芸術高校」となる高円高校関係者から「大切な名前を奪わないで」と声が上がっています。今回の実施計画案では、改編される教育内容を示すあまり、これまで県民が親しんできた校名を奪う内容になっています。校名については、関係者の意見を聞いて考え直すべきではありませんか。

 

 また、「今でさえ選択肢が少ない奈良県の公立高校を、これ以上減らさないで」という声は切実です。【パネル示す】人口規模が同程度の8県における公立高校の数を比べると、他県が50〜60校あるのに対し、本県は37校と断トツに少ないのが実態です。これ以上の学校数削減は、子どもたちから進路選択肢を奪うことに繋がるのではないでしょうか

 さらに、再編成と合わせた教育内容の改編により「人材を育成する」という発想は、教育基本法第1条が定める「教育の目的」すなわち人格の完成を目指すという公教育の役割から逸脱するものです。

 今回、このような拙速なやり方で示された県立高校再編成は見直し、県民の声によく耳を傾けるべきと考えますがいかがでしょうか。

 教育長の所見をお伺いします。

 

吉田育弘教育長答弁  1つめは実施計画で再度、意見公募をしないのかとのお尋ねでございます。今後の生徒数の減少を見据えた高校再編を実施するとともに、激変する社会を生き抜く力をはぐくむための新しい学校づくりをすすめることを目的に、県立高等学校適正化推進方針を今年の4月に策定をいたしました。

策定にあたりましては、広く県民の声に耳を傾けるため、平成30年3月9日から4月6日までの約1か月、パブリックコメントを実施をいたしました。パブリックコメントでは平城高校をなくさないでという意見が14件、1クラスの定員に関する意見が14件、普通科を重視する意見が11件、このほか情報教育の充実や起業家精神の育成、特別支援教育に関する意見など全部で92件のご意見をいただきました。

これらの意見を踏まえ、情報教育や特別支援教育について一部修正のうえ推進方針を決定をいたしました。

特に多かった平城高校を残してほしいというご意見について、その心情は十分理解できますが、今後10年間で1000名以上の、約26クラス分の生徒数の減に対応するためには、北部では平城、西の京、登美ケ丘高校を再編し、2校にする必要があると考えております。なお実施計画案は推進方針を具体化したものであり、再度、パブリックコメントをおこなう予定はございません。

2つめは、なぜ平城高校の跡地に奈良高校を移転するのかとのお尋ねでございます。先にご説明をした通り、今回の適正化については今後の生徒数の減少を見据えた高校再編でございます。具体に申し上げますと10年間で約1000名以上、26クラス分の生徒数減少への対応が必要となります。学校には設置当時の学校規模があり、その規模をある程度守りながら、活力を維持することも必要であると考えています。

このため学校数減をもとなう再編は避けられず、北部においては生徒急増期に設置した奈良市内の普通科3校を、新しく特色のある2校に再編成をすることといたしました。この結果、開くこととなる1校の校舎は学校として有効に活用することが、地域のためにも必要であると考えております。

学校の建物は関係者のためのものでしょうか。乗っ取る、乗っ取られると思われていることは、大変残念に思っております。

3つめは、今回の計画は県民が親しんできた校名を奪うため校名を考え直すべきとのお考えでございます。校名の変更について、今回の実施計画案では学校再編や教育内容の再編成により、魅力と活力あるこれからの高校づくりをおこなうために、教育内容や地域を大きくとらえた学校名といたしております。

県民の皆様にも未来の子どものための校名であることを理解していただけると思っていますが、今後、丁寧に説明をさせていただきたいと思います。

4つめは、学校数削減は子どもの進路選択肢を奪うことになると考えるがどうかとのお尋ねでございます。

先程も申し上げましたように、今回の適正化の検討においては26クラス減というものに対して、削減ありきで考えたわけではございません。削減ありきで考えると25クラスというのは3校の学校を削減するということになるわけでございます。しかし、中学生の興味、関心や適性能力を考える必要がございます。そのためにも選択肢を提供することが重要であるという認識をもって検討を続けてまいりました。

このため時代の変化に対応するこれからの高校づくりとして国際高校、県立大学付属高校などこれまでにない高校を設置し、総合学科や情報学科など既存の学科の充実をおこない、生徒の選択肢の確保拡大に努めてまいりたいと考えております。

5つめは人材育成や教育の役割から逸脱するものと考えるがどうかとのお尋ねでございます。

目的と役割というものについてでございますけれども、教育の目的は議員お述べの教育基本法第一条に説明されているところであり、人格の完成をめざすものであることは、私も同じ考えでございます。ただ、人材育成のみを目的に教育をするわけでもございません。しかし、私は教育が人材育成に役立つことを肯定的にとらえております。従って公教育の果たすべき重要な役割の1つに人材育成もあると考えており、今回の適正化の方針や計画においてもその具体を示させていただきました。

6つめは適正化計画を見直し、県民の声に耳を傾けるべきだと考えるがどうかとのお尋ねでございます。平成26年度から3年間、県教育委員会事務局内で前回の再編後の大幅な生徒数減少への対応について、さまざまな再編後の大幅な生徒数減少への対応について、様々な角度から課題整理をおこなったうえで、平成29年10月からは教育委員会臨時会において議論をすることといたしました。そして推進方針決定までには、計8回開催をいたしております。

この間、臨時会での議論の参考とするために中学校長およびPTA協議会郡市代表によって構成される地域別協議会を北部、中部、南部で2回づつ開催したほか、県内市町村立中学校長とPTA会長を対象としてアンケートを実施するなど、意見聴取もおこなったところでございます。特にアンケート調査におきましては、外国語や国際理解、情報通信、技術、地域づくりに関する学習を充実させることに、それぞれ4分の3以上の方から肯定的な回答をいただきました。このようなご意見も踏まえ、適正化推進方針案を取りまとめ、平成30年2月議会で報告をおこなうとともに、先程ご説明をいたしましたパブリックコメントを経て、一部修正のうえで方針を確定いたしました。この後、再び教育委員気合い臨時会を3回開催し、具体の校名を含めた検討をすすめ、適正化実施計画案を決定をいたしました。6月8日には、県民の皆様にご理解をいただくために、事前に案を公表させていただき、この度、案として提出させていただいております。

このように今回の計画案は様々な議論や手続きを経たものだと思っております。なお、県教育委員会といたしましては、引き続き、県民の皆様のご理解をいただくよう、今後も、より丁寧な説明に努めてまいる所存でございます。

 

宮本次郎議員  平城高校です。何故、平城高校が閉校の対象になったのか。今の説明では到底納得できない。3校を2校にと言う場合に、では何故、平城なのかと。大幅定員割れもしていないし、逆に人気校です。その点はどう説明するんですか。

 

吉田教育長答弁  平城高校だけが校名がなくなったんでしょうか。西の京高校、登美ケ丘高校、平城高校、この学校を2校に再編成をすると。その2校の作り方は、校舎が物理的に、例えば国際高等学校は6クラスの校舎、県立大学付属高校は西の京にするか平城高校にするかで、新しい学校をつくってその校舎を使えば、その学校が存続しているというふうにとらえるのか。校名としては、なくなったんです。

私も西の京で教えておりました。当然、西の京の生徒からも言われております。だから、学校がなくなるというのは、校名がなくなることでもってなくなるというふうに、私も思っていますけれども、校舎を引き続き使えば、学校が続くというので、それで良いのかな。先生の考え方は登美ケ丘から国際、西の京から県立大学付属というふうにおっしゃっている。

 

宮本次郎議員  それは違うと思いますよ。平城高校はほんとうになくなってしまうと。登美ケ丘、西の京の人は、ああ国際高校になるんだな、あるいは県立大学付属になるんだなと、感情を持ちますね。その県民の心のヒダというものがわかりませんか。

 

吉田教育長答弁  先ほども申しましたように感情は十分、理解しております。それは当然のことであります。はい。

 

宮本次郎議員  その感情のヒダが理解できるのなら、なぜ、奈良高校と平城高校の統合といわないのかと。この点はどうなんですか。平城高校は奈良高校との統合ということにはならないんですね。これは何故なんですか。

 

吉田教育長答弁  過去の再編成についても十分検証した結果というふうに申し上げておりますけれども、耳成高校と畝傍高校が再編、統合をした。で、統合して畝傍高校になった。その時に、そういったそれぞれの学校の感情、思いというものが、それで本当によかったんでしょうか。私は普通科高校の2つを統合して普通科高校をクラス連用して1校にするという考え方、それは場合によっては1つの学校を削減するという考え方につながりかねないというふうに思っておりましたので、当初から平城高校と奈良高校を統合して、どんな普通科高校にするのかという案は、一定、考えたわけでありますけれども、それはこれからの学校づくりに3校から2校をつくっていただくほうが良いと考えたわけです。

 

宮本次郎議員  その4校から3校というのも一瞬、考えたわけですよね。3校から2校になったのは何故なんですか。何故、奈良高校も含む4校というふうにならなかったんですか。

 

吉田教育長答弁  ですから先ほども言いましたように、奈良高校と平城高校を統合するという目的、何のためにするのか、どんな学校をつくるか、そこに将来が見いだせなかった。

 

宮本次郎議員  それは結局、奈良高校には指を一本も触れないということではないんですか。

 

吉田教育長答弁  学校を普通科高校を含めて、どのように配置していくかということは、推進方針でも明記をさしていただいております。従いまして、郡市に普通科高校を配置をすると。その配置の仕方は奈良市の奈良高校、高田市の高田高校、桜井市の桜井高校、南部にいきましたら総合学科、普通科単独校ではもちませんので、普通科単独校では奈良南という学校を設置させていただいた。宇陀市の学校として統合して宇陀高校という形で設置をさせていただいておる、だから、普通科はある一定、当然私も必要であると考えておりますんで、配置については少なくとも1つ。奈良市については人口の多いところでありますんで、普通科高校は複数いるというふうに思っておりますけれども、この県立大付属高校がまったく普通科ではないというわけではございません。だから、一条高校も奈良市にございます。

ですから、全体的な県立の配置というものを含めて考えさせていただいたということです。

 

宮本次郎議員  平城高校について話を少し展開するんですが、地域の方からすれば、これ、減歩、土地を提供して誘致した高校ですから、非常に思い入れも強い。これまでの長い間、交流を重ねてきたということもあって、署名は今、集約中ということですが、ネット署名というのはわずか2週間で4700筆を超えた。ですから紙の署名を合わせると1万2万はいくんじゃないかと言われています。こういう方々の思いというのはどのように受け止めておられますか。

 

吉田教育長答弁  先ほども申し上げましたように、学校が校名がなくなるということの思いということについては、私も十分受け止めさせていただいております。そういう計画を立てて何やねんという意見はございますけれども、やっぱり、学校で3年間、15から18の非常に感性豊かな3年間をそこで暮らされた、そういうことの思いというのは十分理解しております。

しかし、新しい学校を今、つくる必要がないのか。正直言いまして、学習指導要領が大きく変わろうとしています。私が一番、脅威に感じているのはAIです。人口知能です。で、子供たちが職業をどれだけ奪われるかわからないという未知な社会がこれからでてきるわけですから、そんな社会の中で子供にどんな職業観をもたすのか、一番大事にしたい価値観は、興味があるとか好きになるということ、そんな価値観を大事にできるような学校づくりというものを、今の時期にしていく必要があると感じております。

 

宮本次郎議員  熱い思いを語るということで言いますと、17日、この前の日曜日に、平城高校で開催した保護者向けの説明会があります。これ13日の水曜日に案内したという急な開催になったので、行きたかったけどいけなかったという人もたくさんおられるんですが、何故、この急な開催になったんですか。

 

吉田教育長答弁  それはご要望をうけて、教育委員会として、それで行きました。日曜日で3時からだったと思いますけれども、課長に行っていただきました。

 

宮本次郎議員  何故、教育長自身が出席されなかったんですか。日程が合わなかったんですか。

 

吉田教育長答弁  課の判断です。要望をうけて、校長と連携をとりあって、正直に言いまして課長は自分の責任でもって、説明をしていくというふうに判断をしておりました。はい。

 

宮本次郎議員  課長の判断だったということですが、私は丁寧にというのなら教育長が足を運ぶべきだったと思いますが、開催されることは知っていたんですか。

 

吉田教育長答弁  これは、開催されるということを課長が受けた後に、課長が行くということで報告をもらいました。

 

宮本次郎議員  その時、何故、教育長は自分が行くというふうに言わなかった。課長の判断を優先したんですか。自分が行くという判断にはならなかったんですか。

 

吉田教育長答弁  その時は課長にまかせました。

 

宮本次郎議員  担当課から当時の様子を説明受けていると思いますが、かなり厳しい説明会になったと聞いております。課長も、補佐も今日は説明だけに来たと、保護者がアクションをおこしても計画は変わらないということを質疑の中で言い放ち、相当、会場が荒れたと聞いていますが、そういうやり取りがあったというのは報告されていますか。

 

吉田教育長答弁  そうですね。平行線になったと聞いています。

 

宮本次郎議員  ぜひ、教育長自らが説明に行く場面を設けていただきたいなと思います。

次に奈良高校の問題に移りますが、教育長、奈良高校の校歌をご存知かと思老いますが、歌詞を紹介してほしいと思いますが。

 

吉田教育長答弁  私も勤務はしておりましたが、覚えておりませんので。ただ、おそらく佐保路に沿いてという歌詞は学校が移るということに対して、奈良高校の校長からもそこはひとつの思いですね。同窓生の思いというものがあるということは聞いております。

 

宮本次郎議員  唱歌「夏は来ぬ」で知られる国文学者・佐佐木信綱の作詞で、「あおによしならの春日山間近く佐保路に沿いて良き環境にめぐまれつつ」とありますから、これ平城高校地にはそぐわない校歌になろうかと思います。その点、校歌をつくりなおすことになると考えても良いですかねえ。

 

吉田教育長答弁  佐保路に沿いてという校歌ができたときは、今のリガーレ春日野の跡地にありましたので、まさに、道のそばにあったということで、今の奈良高校のところでもその趣旨はせずにはいっているというふうに聞いています。道から離れているということで、これでもって変えるということは私たちが言うことではないと思います。今の場合には、その校歌でと思っているというふうに聞いています。

 

宮本次郎議員  奈良高校については平城高校の皆さんの感情も考慮して、たとえばひらがなでならやま高校とか、あるいは平城と書いてならと呼ばせるなどの案も出ていますが、そういった案は届いていませんか。

 

吉田教育長答弁  届いていませんね。はい。

 

宮本次郎議員  今、私が申し上げたので、届けました。そのうえで、次に高円高校について聞きたいんですが、高円高校を改めて学校の案内なんかをみますと非常にすばらしい学校だなと思ったんですが、高円高校の校章というのがございます。学校の所在地、あるいは校名、そこから導かれる校訓なんかが込められた校章なんですが、ホームページにどのように紹介されているか、ご存知やったら、おっしゃっていただきたい。

 

吉田教育長答弁  それは先生、そこまで見ておりません。はい。

 

宮本次郎議員  35年前に本当に豊かな議論がなされて、様々な思いが込められて開設をされた学校です。そして35年がたって卒業生が活躍をしはじめて高円といえば音楽と芸術ですねという高円ブランドが定着をし始めた。これがなくなるということに対して、高円芸術高校ではだめなのかというような声が出ているんですが、それについてはどう思いますか。

 

吉田教育長答弁  今回、県立の国際高校、県立の商業高校、そういった学校名には意味がございます。専門学科単独校という意味がございます。そういった専門学科単独校にして、全県的に力を入れていきたいという思いで、国際高校、商業高校という名前にしていますので、今は芸術家の専門学科の高校として県立芸術高校というふうに案としてつくらせていただいたということでございます。

 

宮本次郎議員  名前というものはいったん、それが公表されて30年35年と続きますと、これ、ブランドになっていくんです。登美ケ丘高校だって、大阪の登美丘高校がダンスで有名になりましたが、奈良では登美ケ丘が吹奏楽で有名であったり、校風も知られるようになってきたということですが、この30年35年続いたブランドがなくなるということの、卒業生や関係者の胸の痛みというもの、それはどう受け止めますか。

 

吉田教育長答弁  先ほども申しましたように、十分、胸の痛みは受け止めております。これは事実です。はい。

 

宮本次郎議員  例えば京都の堀川高校は、そこから派生した高校は音楽高校と名乗っていましたが、地名を残してほしいという声を受けて、今は堀川音楽高校になっています。その意味では登美ケ丘国際高校でも高円芸術高校でも良いと私は思老いますし、また、今、扱われている問題というのは、子供たちが過ごす学校の問題です。そこには、自分たちが過ごしてきた成長の記録があり、歴史があり、生き様がある。学校生活の思い出というのが、振り返ると、教育長も知事も母校というのがあると思いますが、自分のアイデンティティそのものだと思います。今回の再編成というのはその歴史というのが断ち切られてしまうという思いを多くの関係者から聞いて、私は本当に胸がつぶれる思いをいたしました。こういう悲しみを招くような今回の計画は、もう一度立ち止まって、見直すということを強く求めておきたいと思います。

 

カテゴリ:青年の未来を切り開こう! | 08:52 | comments(0) | - | - | - |
奈良高校による平城高校「乗っ取り」というやり方は、双方の関係者を深く傷つける―県立高校統廃合

 

奈良県教育委員会は本日、県立高校再編成の実施計画を公表しました。

 

 

なくなる学校は3校。

 

平城高校は跡地を奈良高校が使用。
吉野高校は大淀高校と統合され「奈良南高校」に。
大宇陀高校は榛生昇陽高校と統合され「宇陀高校」に。

五條高校の定時制が廃止。

 

情報学科・コースを、奈良北高校、(新)宇陀高校、(新)奈良南高校の3校に設置。

 

学校名が変わるのが5校。

 

登美ヶ丘高校は「国際高校」に。
西の京高校は「県立大学附属高校」に。
高円高校は「芸術高校」に。
奈良情報商業高校は「商業高校」に。
奈良朱雀高校は「奈良商工高校」に。

 

それぞれ、図のような「人材づくり」に励むというものです。

 

とりわけ、廃校となる平城高校の跡地を大規模改修し、奈良高校がそっくり移ってくるというやり方は、「奈良高校による平城高校『乗っ取り』のようなやり方で見直してほしい」と声が上がっています。

 

平城高校の関係者、奈良高校の関係者、双方を傷つけるものだと言わなければなりません。

 

また、人口規模が同程度の8県における公立高校の数を比べると、他県が50〜60校あるのに対し、本県は37校(分校含む)と断トツに少ないのが実態です。これ以上の学校数削減は、子どもたちから進路選択肢を奪うことに繋がります。

 

また、「人材を育成する」という発想は、教育基本法第1条が定める「教育の目的」すなわち人格の完成を目指すという公教育の役割から逸脱するものです。

 

3月に、学校名を伏せたまま意見公募(パブリックコメント)が実施されましたが、92通もの意見が寄せられ、その多くが反対意見でした。しかし、今回の実施計画案を示したあとは、意見公募も行わない、早ければ9月議会にも条例改正をはかるというのです。

 

これはあまりにも、県民不在のやり方だと言わなければ成りません。

 

 

カテゴリ:青年の未来を切り開こう! | 16:23 | comments(3) | - | - | - |
断トツに少ない奈良の県立高校数―これ以上の「学校削減」ではなく、「学級数減」等で対応を

 

 

 街頭宣伝中に

 

 「高校問題はどうなるのですか?」

 「平城高校はやっぱり廃校になるのですか?」

 「吉野高校と大宇陀高校はやはり廃校ですか?」

 

 などと問い合わせを頂くことが増えてきました。

 

 県立高校削減問題に、県民的関心が高まっています。

 

 

 県教育委員会は3月8日、学校名を伏せたまま「県立高校適正化推進方針」を発表。10年後に子どもの数が10%前後少なくなることから、県立高校定員を28学級程度削減し3〜4校削減する方針を打ち出しました。また「産業界の要請に応じた即戦力人材づくり」というスローガンのもと、普通科の定員を減らし専門課・職業課の定数を増やす改革を打ち出しています。

 そして、統廃合される学校の関係者には情報が伝わっているのか、具体的な学校名が奈良新聞で報じられるなどしました。この「適正化方針」に対する意見公募(パブリックコメント)には92通もの意見が寄せられ、そのほとんどが学校削減に反対するものでした。

 

 県教育委員会は6月8日に学校名を明らかにした「実施計画案」を発表するとしており、その後は意見公募も行わず議会に承認を求めるというのです。あまりにもスピーディーな進展に驚きます。

 

 奈良県の県立高校数は現在33校、市町村立や分校を含めると37校ですが、人口規模が同程度の8県(120万人〜140万人)の高校数を比較すると断トツに少ないことが明らかです(上表)。

 

 学校の数を減らすことは、子どもから進路の選択肢を奪い、地域から防災・社会活動の拠点を奪います。安易な学校削減ではなく、現在1校あたり6〜10クラスの学級数を5〜8クラスに適正化する、あるいは、1学級の定数を40人から35人に改善するなどの対応が必要ではないでしょうか。

 

 引き続き、提案して参りたいと思います。

 

 

 

 

 

カテゴリ:青年の未来を切り開こう! | 12:12 | comments(0) | - | - | - |
第89回奈良県メーデーに連帯し挨拶

 

 

 

 

 第89回奈良県メーデーに参加。

 

 日本共産党を代表して連帯の挨拶をいたしました。挨拶は以下の通りです。

 

 奈良県メーデーにお集まりのみなさん、おはようございます。県議会議員の宮本次郎です。日本共産党を代表して、心から連帯のあいさつを申し上げます。

 

 本日の第89回奈良県メーデーは、歴史的な情勢のもとで開催されています。

 

 北朝鮮問題では、軍事衝突が懸念された事態から一転、南北首脳会談により、夜明けの光が見えました。この動きを心から歓迎すると共に、北東アジアの平和のために、私たちも力を尽くす決意です。今こそ、憲法9条を守り・かした外交へ、声を上げていこうではありませんか。

 

 国内ではどうでしょうか。「森友学園」では文書改ざん口裏合わせ、「加計学園」では首相案件文書が発覚、「自衛隊日報文書隠蔽」はまさに戦場の事実を覆い隠し、「働かせ方改革」では過労死隠蔽・データのねつ造・・・政治を私物化する安倍内閣に対し、国民の怒りは日増しに広がっています。

 

 4月には、国会を5万人の人が取り囲み、「内閣退陣」「国家の私物化許すな」と声を上げました。昨年の総選挙で、一時困難に直面した野党共闘も、今国会では6野党が結束しています。裁量労働制拡大を「働かせ方」法案から削除させ、「森友」疑惑では佐川氏の証人喚問を実現、「原発ゼロ」基本法案、予算組み替え動議の共同提出など、共有政策も発展しています。

 

 奈良県の政治はどうでしょうか。奈良公園の環境を破壊する高級ホテル開発、平城宮跡の遺跡を破壊する高速道路計画、奈良モデルと称してトップダウンの県政運営を押しつける・・・官僚出身・自民党国会議員出身の荒井県政に対し、奈良の美しい景観と歴史的環境を守ろうと運動が広がっています。

 

 市民と野党の共闘が、確実に政治の流れを変え、安倍内閣を追い込んでいます。今こそ、市民のと野党の共闘を大きく発展させ、県民の声、国民の声が届く政治をつくろうではありませんか。

 

 そのために全力を尽くす決意を申し上げまして、連帯の挨拶といたします。

 

 第89回奈良県メーデー、万歳! ともにがんばりましょう。

 

 

カテゴリ:青年の未来を切り開こう! | 23:53 | comments(0) | - | - | - |
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